【イナクロ用語考察】ミキシマックス(前編)
こんにちはKオスです。ブログの模様替えは楽しいですね、いろんなデザインがあって目移りしちゃいました。一番文字が見やすそうなデザインにしましたがどうでしょう?
今回の話題はミキシマックスですが、一通り書きたいことを網羅すると字数がえらいことになりました。そのため前後編に分けてあります。
後編はこちらから↓
概要
いつもお世話になってるイナペディアより、F.Rさんによるミキシマックスの解説です。
「AさんにBさんのオーラを融合させて2つの個性をミックスさせること。オーラを取る相手は人間だけでなく動物や恐竜なんかでも大丈夫なんだ」
まあ、台風や遺伝子とミキシマックスする人もいますけどね
ミキシマックスの基本コンセプトは個性の融合であり、個性の橋渡し役がオーラということでしょうか。
どうもこの書き方だと受け手のAにBのオーラをまとわせるのではなく、AとBが疑似的に一つに融合されると捉えられるのですが……
アルノ博士も「ミキシマックスは二つの命の融合」と形容していましたが、それは新たな命の誕生と同義ではないでしょうか? 生命倫理に触れてないか心配です。
ミキシマックスの特徴
他にもミキシマックスの特徴があるので挙げておきます。(ゲーム・イナクロでの仕様も含みます)
★オーラを渡す側はレベル25以上でなければならない
★オーラを渡す側は試合に出場できなくなる
★オーラを受け取る側は渡す側の習得技を二つまで使えるようになる(ミキシマックス時限定)
★オーラを受け取る側は渡す側の化身を使えるようになる(ミキシマックス時限定)
★ミキシマックスすると通常は肌・瞳・髪の色が変わる
★例外としてゆかりがある者同士(例外アリ)ではベストマッチが発生し、色以外の容姿が変わる
★通常のミキシマックスでも能力は伸びるが、ベストマッチはさらに伸び率が高い
こうして見るとたくさんの仕様があります。ゲームの戦略性としての機能かなと思える部分もありますが、疑問もいろいろ湧いてきます。
オーラってなに? なんでレベル制限あるの? ベストマッチはなんであるの? などなど。
今回はミキシマックスとオーラにまつわる基本の話を中心にしようと思います。
オーラ
オーラの正体
化身、ミキシマックス、ソウル……これらはすべてオーラと呼称されています。
イナズマイレブンGOという作品に一貫して登場した概念だというのに、オーラについて詳しくは語られていません。
そのかわり一般的なオーラのイメージから迫っていきましょう。メタい話、制作陣も一般認識を基にして設定を作っているはずですからね。
Wikipediaより「オーラ」についての引用です。
「オーラとは、生体が発散するとされる霊的な放射体、エネルギーを意味する。転じて、ある人物や物体が発する独特な、または霊的な雰囲気や、なんとなく感じる力、威圧感なども指す」
F.Rさんはオーラをとる相手は動物や恐竜でもOKと言っていましたが、この定義を参考にするなら無生物にもオーラはあると言えます。
人類史上最悪の被害をもたらしたという台風・クララジェーンも暴力的な自然災害ですから、その威圧感=オーラと解してもいいのかもしれません。(黒いバラも同様に)
シュウくんは地縛霊ですが、彼は化身を使えますし天馬とミキシマックスも果たしました。オーラは持っていると分かります。
これらから考えるにオーラとは生体エネルギー・霊的な力・威圧感などを含んだ非常に広義の”気”の力と言えます。
(つまりウィキの定義とかなり同じ)
生物・無生物問わずどんな存在でも持てる可能性を秘めるオーラを、目に見える力として振るうのがGOの特殊なシステムの数々ということですね。統一感があります。好き
化身やソウルはオーラが具現化・実体化した姿である一方、ミキシマックスでやり取りされるオーラは固まっていない状態であると推測できます。固体と気体の状態変化のようなイメージでしょうか。
それなら孔明の化身が太陽に入りこむことでミキシマックスが成立するのも納得がいきます。状態が違うだけで化身を形作るオーラとミキシマックスで取りこむオーラは同じなのですから。
ミキシマックスするとオーラ渡し側の化身もセットでついてくるのは、こういった理由があるのでしょう。
オーラの特徴
オーラはさらに細かい特徴を持っています。特にミキシマックスに関わるものをピックアップしていきましょう。(以下はイナクロ12話参照です)
★オーラは「オーラノイズ」を発している
★オーラには大きさがある
★オーラには強さがある
★オーラには波長がある
★オーラ同士が同調しないとミキシマックスはできない
ベストマッチ
ここから考えるに、ベストマッチの概念とは「オーラ同士の波長が完璧に合っている状態」なのではないでしょうか。
波長が合っている=オーラの融合率が高いと解せるでしょう。その結果相手の力を高く引き継ぐことができるし、お互いの個性がより強く混じりあって容姿も全く異なるものに変化するという仕組みです。
そしてベストマッチになる組み合わせが近しい関係にある二人組なのは、それだけ相互理解が深い証拠です。(例外にザナークとプロトコル・オメガ3.0がありますが別途考察します。)
信長とのミキシマックスに失敗した神童に対し、アルノ博士はアドバイスを送ります。
アルノ博士「信長のオーラを抱え込めるだけの力を身につけろ。特訓には信長を理解し、その一部を取りこめるイメージを持たないといけない」(要旨抜粋)
相手を理解し、相手の力を受け止める努力を重ねることでミキシマックスは本当の力を発揮できるというわけです。
ミキシマックスとオーラ量
ミキシマックスは常に成功するわけではありません。
①オーラを渡す側のオーラが強大で受け取る側の”器”に入りきらない
例:信長×神童、坂本龍馬×錦
②オーラを渡す側のオーラが小さすぎる
例:ジャンヌ×霧野
こんな場合はミキシマックスは失敗します。(オーラ元×オーラを受け取る側で表記しています)
①の失敗例ではミキシマックス・ガンを介してミキシマックスを実行しても、オーラが弾かれている様子でした。
また、「オーラが強大すぎて受け取りきれない」「ミキシマックス・ガンのメモリーに入りきらない」といった作中の描写から、ミキシマックス・ガンで吸い取るオーラはオーラを渡す側のすべてか、それに近い量であることが推測されます。
一定量だけ吸い取るならオーラの大小、”器”といった概念は登場しないはずだからです。それだけ吸い取れば試合に出られなくなるのも当然でしょう。
(ミキシマックス先の偉人たちのほとんどが道半ばで命を落としているのはまさか……)
反対に②の失敗例はオーラを渡す側であるジャンヌの力が目覚めていないという理由で「オーラがとれなかった」とワンダバがうめいています。
そのためミキシマックスがオーラをほぼすべて吸い取るとしても、ミキシマックスに利用できるオーラには最低限の量が必要と推測できます。
その最低限のオーラを確保するために、ゲーム内の「レベル25以上でなければオーラを渡す側に選択できない」ルールが存在するのではないでしょうか。
まとめ
・ミキシマックスで受け渡されるオーラとは広義の”気”であり、化身のオーラと同じもの
・ベストマッチとは「両者のオーラの波長がシンクロした状態」を指す。
・ミキシマックス・ガンで吸い取るオーラ量は最低基準が存在し、それ以下ではミキシマックスが行えない。
・ミキシマックスで受け渡すオーラの量には上限がない。
以上になります。
後編ではミキシマックスの例外的な立ち位置にある強制ミキシマックス、SSCが使うミキシマックスについて触れていきたいと思っています。そちらの方もよろしくお願いします。
後編はこちらから↓
それではこの辺で~